2014年11月22日
中東での混乱を引き起こすイスラム過激派組織イラク・シリア・イスラム国（ISIS）が建国宣言を行っているイスラム国（IS）に参加を表明する若者たちの中で、フランス出身者２人がネットで流布された人質殺害事件に関与していたことをフランス当局が発表しました。中東や北アフリカだけでなく、中東圏からの移民２世３世である欧米の若者たちが、過激思想に感化されていく現状があります。写真はイラク国境地帯に設営されている避難民キャンプ地の様子。
渡部 陽一
静岡県富士市生まれ。 学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、イラク戦争では米軍従軍（ＥＭＢＥＤ）取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。
