2015年10月4日

中東のシリア情勢。ロシアによるイスラム国への空爆は18回を数えました。攻撃先がイスラム国だけでなく反政府組織までもが爆撃を受けており、反政府側を支援するアメリカ側から非難の声があがっています。ロシアがシリアに配置している戦闘機や軍事品は、中東一帯でのロシアの軍事拠点となりうる強大なもので、すでに軍事基地を地中海沿岸部タルトゥースや首都ダマスカス国際空港などに整備しています。シリア、アサド政権を維持させることで、シリアをロシアの軍事衛星国家のように扱う動きが見え隠れしています。写真はシリアの内戦を逃れてきた避難者の男性。

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