2022年2月11日

アフガニスタン情勢。厳格なイスラム思想を掲げるタリバーン暫定政権発足から約半年。昨年の8月31日、約20年間アフガニスタンに駐留したアメリカ軍が完全撤退。その後イスラム主義組織タリバーンが全権を掌握。当初タリバーン広報官がアピールした国民への融和路線は影を潜め、イスラム慣習を大義に抑圧的な監視体制を強化。旧政権関係者、諸外国との関わりを持った人物を拘束、殺害する目撃情報が現地から繰り返し発信されるも、諸外国の介入が遮断されている状況。写真・アフガニスタンに展開したアメリカ軍前線部隊。