2014年10月29日
戦場カメラマンと世界の国々　１１１

中東のイラクやシリア一帯で勢力を拡大するイスラム過激派組織イラク・シリア・イスラム国（ISIS）。メソポタミア文明発祥の地であるイラク国内に残された遺跡を破壊し、密売、さらには城壁に囲まれた遺跡群を処刑場所や兵士の訓練場に当てている状況が判明してきています。制圧下に置かれているイラク北部には古代都市ハトラの遺跡群が残されており、存続が危ぶまれています。写真はイラク中南部に残されている遺跡の証跡。