2018年12月29日

東アフリカ・スーダン情勢。オマル・ハッサン・アル・バシール大統領。約30年間、軍事クーデターで大統領職を独占。民族対立を煽り大量虐殺を引き起こしたダルフール紛争や南スーダン地域へのイスラム法の強制のなど、人権侵害の罪で国際刑事裁判所から逮捕状が出ている現役大統領。パンの値上げをきっかけに大規模反政府デモが発生。報道機関も連動しバシール政権と対峙。写真はスーダン西部チャド国境地帯に広がるダルフールの難民キャンプで暮らす避難民女性たち。同国内のアラブ系アフリカ人とアフリカ系出身者の対立や水質資源の奪い合い、さらにジャンジャウィード呼ばれるバシール政権に関わる武装組織が襲撃事件を繰り返し大量虐殺が発生したことが確認されています。