2018年1月4日

イラン情勢。昨年末から続くイラン全土に波及した反政府デモ。宗教指導者ハメネイ師に対するイスラム体制への不満、さらに経済封鎖を解く流れを組み立ててきた穏健派ロウハニ大統領にも政治姿勢への不満が高まっています。市民レベルでの反政府デモの拡大はかつてのアラブの春のうねりに重なっていくのか。デモ鎮圧に向けたイラン政府の強硬な姿勢が目立ち始めています。写真はイラン首都テヘランにある市場の様子。