2014年9月10日

イスラム過激派組織イスラム国が勢力圏を拡大している中、主戦場となっているイラクで新政権が発足しました。諸問題の引き金となったマリキ首相は退陣し、アバディー首相が新政権を引き継ぎます。イスラム国への政権の姿勢に注目が集まります。マリキ前政権時、シーア派住民優先の政策方針が、イラク国内の混乱を引き起こしたことで、今後イスラム教シーア派、スンニ派、クルド人とそれぞれにバランスの取れた政権を組み立てることが問われています。写真はイラク・バグダッドでの爆破現場の様子。