2014年8月28日

北アフリカのチュニジアから発生した中東民主化運動、通称アラブの春。チュニジア、エジプト、リビアと連鎖した運動は、リビアのカダフィー独裁政権の崩壊を引きおこしました。この民主化運動の広がりを見せたリビアが、現在内戦状態となっています。イスラム過激派と民族主義派による衝突でリビア駐在の外交員が撤退。中東のアラブ首長国連邦(UAE)とエジプトがリビアに対して空爆を行いました。トルコやカタールはイスラム主義者を支持。中東を巡った代理戦争が続いています。写真は人の姿がなくなったピラミッド周辺の様子。