2015年3月1日
イスラム過激派組織イスラム国（IS）がシリア北部で拘束した約２００名のアッシリア人のうち２９人を解放するという報告があがっています。解放の交渉役となるイスラム法学者の存在が確認されています。アラブ社会での宗教学者や部族長の存在は、問題を解決するおりの重要な立ち位置にいることを再確認する流れが見えています。写真はシリアとトルコの国境の様子。
渡部 陽一
静岡県富士市生まれ。 学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、イラク戦争では米軍従軍（ＥＭＢＥＤ）取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。
